<陶芸ブログ> おぼえがき
2010-07-23T11:42:44+09:00
MAJO_ceramica
Excite Blog
突然ですが、「おぼえがき」引っ越し致しました。
http://majocera.exblog.jp/13537532/
2010-07-01T23:58:00+09:00
2010-07-23T11:42:44+09:00
2010-07-02T00:16:12+09:00
MAJO_ceramica
おしらせ
広告が入るなどの処置がなされて仕様が変わってしまったようなので、
画面の読みやすさを優先にしたいなぁ、、と考えまして
この機会におぼえがきを引っ越しさせていただくことにしました。
今までおぼえがきからリンクをしていただいていた皆様にはご不便をおかけしますが、
今後もしリンクをして頂ける場合はMAJOホームページトップから、
http://majo.moo.jp
もししくは
新設いたしましたおぼえがき
http://ceramicarte.majo.moo.jp
よりお願い致します。
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自分の腸に付いた泥を払うか?
http://majocera.exblog.jp/13532269/
2010-06-30T22:38:00+09:00
2010-07-01T01:10:45+09:00
2010-06-30T22:38:57+09:00
MAJO_ceramica
思うに・・
友人と話していたのですが、
話題になったその一説はこんな内容。
予告された殺人によって屠殺包丁でお腹を切り裂かれた男。
その男が、ふらふらとお腹を押さえて自分の家に向かって歩き出す。
途中つまづいて、開かれた腹部から腸を取りこぼすと、
地面に落ちて泥がついてしまう。
ふらつきつつも腸を拾い上げてついた泥を払う男。
これを読んだときに、私は、
『こんな時泥を気にするものなのか。それどころじゃない気もするけど。。』
と思ったのですが、
友人曰く
『気にするよ!!絶対気にする。私だったら同じように払うと思う。』
と強く断言。
ちなみに「予告された殺人の記録」は
実際の事件とその取材に基づいた小説なので
細部の描写にもリアリティがあり、
想像を超えるようなとっさの人間の行動にハッとするものがあります。。。]]>
「ビタミンcat展」開催しています!
http://majocera.exblog.jp/13523244/
2010-06-28T23:24:00+09:00
2010-06-29T07:30:54+09:00
2010-06-28T23:24:40+09:00
MAJO_ceramica
おしらせ
ややや。
発色していない色が!!
何か間違えたのだろうか。。
ハイ、焼き直し〜。
クスン。
でもこの釉薬はラスターと違って焼直しがきくからまだまし。。
今回器の窯スケジュールに比較的余裕があるので
よかった。
はやめはやめの対処をしてきたここ数ヶ月の日々がここで生きてきます。
たいてい一度の焼成で上手く行く事ってないのはわかりきっているもの。
特に楽焼きは。
新作ものも、気に入った色が出るまでとことん焼き尽くすもんです。
(コワイ・・・焼き尽くすだって。)
突然ですがみなさまにお知らせです。
現在開催中のビタミンCat展。
ワタクシ、こんな状態で今回会場へなかなか参上できず
心苦しい限りなのですが、
7/3にちょこっと顔をだすかもしれません。
間に合えば、ご好評いただいているワインカップの
山猫ガラとチェシャ猫柄のペア、
そしてシュガーポットなどを追加させてもらおうかと思っています。
たぶん午後2時〜2時半頃に伺う予定ですのでよろしかったら
会場でお会い致しましょう〜*
一口お知らせ、
WEBショップこまいぬやで扱っている
古信楽土の子猫のオブジェ2点も出展しています。
(オブジェ>どうぶつのカテゴリでみられます)
お手に取って実物をご覧になりたい方もこの機会にぜひお出かけ下さい*
「ビタミンcat展」
◆6月24日(木)〜7月6日(火)※水曜定休
12:00-19:00(最終日17:00)
会場/ビタミンTee>ホームページ
東京都中野区東中野5-9-1シャローム東中野101
tel/fax:03-5330-6771(サインクラブ内)
]]>
キャンディード
http://majocera.exblog.jp/13520978/
2010-06-28T15:32:00+09:00
2010-06-28T23:38:33+09:00
2010-06-28T15:33:05+09:00
MAJO_ceramica
見るもの聞くもの
すきなオペラ作品です。
言わずと知れたバーンシュタインの作品。
このミュージカル版がつい昨日だったか、帝劇で幕を閉じましたが、
この時期、観に行きたくても行けなかった〜!
演出は、「レ・ミゼラブル」のジョン・ケアード氏だったのに。。
どんな舞台だったのだろう。
キャンディードを初めて観たのは2001年、
当時ご活躍華々しかった宮本亜門の演出でした。
宮本亜門作品といえば、当時は(今も?)
『アイ・ガット・マーマン』が筆頭に挙がっていましたが、
両作品とも観て、私はこの「キャンディード」の方が好きでした。
『アイ・ガット・マーマン』はわたしの血には流れていないタイプのミュージカルで、どうも心に来なかった。完成度は高いし、評価も高い、というのはもちろん理解できましたが。
亜門氏演出の当時日本初演だった「キャンディード」と
わりと近い時期だったように記憶していますが、
亜門さんが演出したダンス劇、
『7』 七つの大罪
『PLAYERS』〜 タイタニック号の沈没より
もおもしろかった。
皮肉っぽくてクールなテーマは
この方の演出がより一層、粋に生きるように思います。
(というか私の好み)
2001年「キャディード」のキャストは、
キャンディード/石井一孝
グネゴンデ/二期会のオペラ歌手の方(お名前分かりません〜)
マキシミリアン/岡幸二郎
パケット/シルビアグラブ
ジェームス、マーティン/佐山陽規
カカンボ/佐藤桐人
ヴォルテール/岡田真澄
この時の舞台はオーケストラがかなりウリで、
バーンシュタインの愛弟子である佐渡裕さんが指揮をされています。
ます個人的に岡田真澄さんよかった!
この荒唐無稽な物語を癒してくれるような存在でした。
そして、主役の石井一孝さんのキャンディード役、
これがまたとてもよかったです。
キャンディード(カンディド)ってイノセントという意味なのですが、
純粋・純白といった意味と同時に
おばかさん、というようなニュアンスも含まれるのですが、
石井一孝さんのおばかさんぶりは
天然ではないかと思われる(失礼!)くらいに嫌みなく自然でした。
石井一孝さんを常々バカにしていた演劇通の友人も、
この役はハマり役だ!といっていました。
(いや、これって褒めているのか、、褒めてるよ、、ね。)
立体的に螺旋の回廊をめぐらした舞台装置は、
世界一周をするこの物語に非常有効に生かされていて、
わくわくしながらこの冒険物語を観たのを思い出します。
まあ、物語はけっこう皮肉と混沌の連続なのですが。
どたばた、ゼイゼイと息を切らせてたどり着いたラスト、
キャンディードとグネゴンデが唄う曲には
地に足をつけてしたたかに生きる力強さと圧倒的な浄化感があり、
あとあとまで記憶に残りました。
大地に種をまき、日々のパンを〜♪
(正しい歌詞はまったくおぼえてないのでイメージねつ造。。)
当時、この歌に感激して
この歌詞を刻んだ陶プレート作品を作ったりしましたねぇ、、
(あの作品どこいっちゃったんだろう。)
********
ラストに唄われる曲:
『Make Our Garden Grow(我々の畑を耕そう)』
You've been a fool, and so have I
But come. I'll be your (and be my) wife.
And let us try, before we die
To make some sense of life.
We're neither pure, nor wise, nor good.
We'll do the best we know.
We'll build our house and chop our wood
And make our garden grow...
And make our garden grow.
I thought the world was sugar cake
For so our master said.
But now I'll teach my hands to bake
Our loaf of daily bread.
We're neither pure, nor wise, nor good.
We'll do the best we know.
We'll build house and chop our wood.
And make our garden grow...
And make our garden grow.
Let dreamers dream
What worlds they please.
Those Edens can't be found.
The sweetest flowers, the fairest trees
Are grown in solid ground.
We're neither pure, nor wise, nor good.
We'll do the best we know.
We'll build our house and chop our wood
And make our garden grow...
And make our garden grow.
********
この翌年2002年から私はスペインに住むことになるのですが、
向こうで住んだ地元のコーラス隊(聖歌隊)に入って仲良くなった
オペラに詳しい友人と話しをていて、
「キャンディード」がよかったと言うと、
オペラ「キャンディード」のDVDをプレゼントしてくれました。
これがね〜。
またすごく良かったのです!今でもたまに見ます。
「キャンディード」の作品の出来の善し悪しのポイントのひとつは
タイトルロールがいかにおばかさんかにかかってるかも。
このDVDのキャンディード役の俳優は、
映画「アマデウス」のモーツァルトを彷彿とさせるものがあります。
(奇跡的にAMAZONにありました。再販版かな?↑今日のトップの写真)
上写真の向かって一番左がキャンディードですが、
この立ち姿だけみても主体性のない情けなさが伝って来ませんか?
文字が小さくてキャストの名前もよく読めませんが、
teatro argentinaとあるので、アルゼンチンの劇場で上演されたものかな。
バーンシュタイン作品の原語での上演なので英語です。
宮本亜門演出のものを観た時も、
このアルゼンチン版?のを観たときも、
「キャンディード」って
モーツァルトのオペラ「魔笛」に似ているなぁって思いました。
観念的で不条理で、
けむに巻かれたような気分にもなるのだけど、
ドロドロになったその最後にえもいわれぬ浄化感がある、、、という。
どちらも物語の骨格は「修行」、、ですね。
「魔笛」の方が宗教的かな?
「キャンディード」は俗悪感たっぷりでドロドロ・ゼイゼイしているので
ラストの浄化感がより強いように思います。
この夏、佐渡裕さんプロデュース版が来日するみたいですね。
>http://blog.engekilife.com/2010/04/candide.html
東京での上演は3日間だけ!短い!もったいない〜。]]>
日々
http://majocera.exblog.jp/13516023/
2010-06-27T14:43:00+09:00
2010-06-27T16:15:24+09:00
2010-06-27T14:43:25+09:00
MAJO_ceramica
陶/準備・その他
制作どっぷりな毎日ですが、
ここのところ湿気がすごくて参っています。
なかなか粘土が乾いてくれない。
窯の焼成につきあって生活しているので
(温度が下がったら、一刻の猶予なく次の焼成をする為)
生活のリズムもめちゃくちゃ。。。
植木の世話もすっかりいいかげんになっていたのに、
ちゃんと植物は季節を教えてくれています。
ありがたい。
今は陶芸の土いじりよりも、植木の土いじりの方が気兼ねないかも。。
上はレモンマートル。
このまあるいポンポン達は花、、のつぼみ??
この木が花をつけること自体知らなかったので、
これがつぼみなのか、花なのか、はたまた実なのか、不明(いいかげん。。)
クランベリーも気づいたら実がたくさん膨らんでいました!
秋の収穫がたのしみです。
今年もまたジャムかジュースにしよう!
ブルーベリーの方はまだ苗が小さいので、
少しだけ実がなっています。
なんとかうまく育っているようです。
そしてたまには、制作のお話なども。。
午前中は孔雀シリーズの絵付けをしていました。
少し前に、鎌倉のサロンのオーナーさんがこのシリーズを気に入って下さり、在庫分すべて買い取って頂いたので個展用に追加制作です。
完成は銀彩のうつわになります。
おそろいのカップもあり。
それから今週は、
瀬戸の職人さんに注文していたタイルが沢山届きました。
これで思うぞんぶん描けます。
タイル画は紙に水彩で描くのとまったく同じように描いています。
下絵具のにじみも焼成後にちゃんと出てくれますように。
そんななか、スペイン式楽焼用に素焼きしたものを今朝窯だししたら1枚割れてしまっていた。。
板ものは怖い。
すっかりひきこもりで心と身体に悪い生活をしていますが、あともうちょっと。
いよいよ個展に向けて終わりが見えてきました。
土をねって作る段階は昨日で終了。
これから主に絵付けや本焼、金銀彩の装飾を施す日々となります。
ああ、泳ぎにいきたいな。]]>
現在の頭の中
http://majocera.exblog.jp/13514406/
2010-06-27T01:36:00+09:00
2010-06-27T16:08:35+09:00
2010-06-27T01:36:46+09:00
MAJO_ceramica
見るもの聞くもの
たまにジーザス・クライスト・スーパースターと
夕飯に食べたづけうどんの事くらいしか頭に浮かばないので、
今夜もテーマとして書くのに無難(?)な
ジーザスクライストスーパースターの話題で。
ご興味のない方はすみません。。
ジーザス・クライスト・スーパースターというミュージカル、
1971年が初演で、73年に映画化されています。
私が、このミュージカルを最初に観たのがこの映画で、
観たのはもちろん公開よりずっと後で社会人になってからでした。
この映画、屋外ロケしてるんですよね。
現実の砂漠と遺跡とを背景に芝居しているミュージカル映画。
これが私はダメでした。
ミュージカルの屋外ロケ映画は×バツです。
もともと箱(劇場)で演じられているものを、
そのまま現実の壮大な自然の中にもってきちゃっちゃあ、
完全に現実の風景に喰われます。
砂漠の中に中途半端に金属のセットを組んでいるところも
ちゃちっぽい感じでした。
どうしても本物の自然の前ではちぐはぐした感じがぬぐえない。
役者が熱演なだけに、余計にそらぞらしく見えてしまい残念な映画だなぁ、と
思った記憶があります。
(きっと同じキャストで舞台で観たらすごく良いのだろうな、、とも。)
完全な作り事であるはずの舞台。
作り物の箱のなかでこその真実のドラマを演じる生身の人間。
虚構と真実にいかに気持ちよく騙されるかというのが
舞台の醍醐味だと思うのです。
舞台ものを、よりリアリティを求めるような映画にした場合、
リアルとつくりごととのバランスが悪い事が多いんですよね。
舞台のリアルをそのまま映像化すると嘘っぽくなり、
(「レント」の、一度死んだ人間が生き返るシーンとか。。)
舞台では抽象的な表現でよりリアリティを高めているようなシーンは
映画ではまるごとカットされていたり、
(「ウエスト・サイド・ストーリー」のsomewhereのシーンとか。。)
舞台を映画にするというのはそういうリスクがあると思っています。
で、やっぱり舞台は生で観るに限るなぁ、と思うのですが、
今回の話題の「ジーザス・クライスト・スーパースター」に関しては
ちょっと面白いDVDがあります。
たぶん80年代にロックにはまっていた方ならあの当時流行っていた
ミュージクピデオ風、と言えばイメージしてもらえるかと思うのですが、
ライブ映像でもなく、もちろん映画でもない、スタジオ撮影の
(これ、多分TVで観られることを意識して作られたのではないかと思うのですが)
「ジーザス・クライスト・スーパースター」のDVDが
ユニバーサルから出ているのを見つけました。
2000年のリバイバル上演(舞台)された際のキャストでの映像です。
(映画じゃないし、舞台でもないので、あえて映像と呼びますが、
ちゃんと「ジーザス・クライスト・スーパースター」のフルストーリーです)
これおもしろいなぁ。
おもしろいし、よく出来ているし、
ミュージカルの見せ方として今までありそうであんまりなかったかも。
いや、うんとさかのぼって、
「ザッツエンターテイメント」の時代の完全スタジオ撮影
(「雨にうたえば」とか、、この頃のハリウッドのミュージカル映画は大好き)
と手法が同じかもしれません。
このDVDでは衣装なども現代に置き換えていて、
いま現代の中のキリストの存在の意味というか、
いや、結局は、キリスト教文化を手がかりにした、
ある状況・極限での人の心理状態、
また逆にいい加減さをあらわした、
普遍的な人間ドラマと言った方がよいのかもしれません。
(人間って2000年前と比べてあまり進歩してないのか、、、)
俳優さん方も熱演で良い!
ジーザス役の役者さんは、
既存のキリストのイメージとはすこし違うかもしれませんが
とても人間的だし、人間的だからこそ伝わってくるものもあります。
映画みたいに現実と虚構の破綻がなくて
完全に箱(スタジオ)に押し込めて、
擬似劇場空間を作る事で撮影されているので
物語に入り込み易くなっています。
・・でも、やっぱりこういうのの生の舞台がみたかったら
またロンドンまで行かなきゃならないのかなぁ〜。
あぁ、ロンドンは遠い。]]>
私は無力だ。自ら健康になれ!
http://majocera.exblog.jp/13505704/
2010-06-25T03:50:00+09:00
2010-06-25T10:57:13+09:00
2010-06-25T03:50:53+09:00
MAJO_ceramica
ふとおぼえがき
「ジーザス・クライスト・スーパースター」のジーザスの台詞、
『自分で治せ』についてちょっと気になったので、さっと調べてみました。
原語(英語)では、
『heal yourself !』
って言っています。
heal は、日本でもヒーリングなんて風に使われてますが、
これって今更気づいたけれど、healthのhealなんですねぇ。
日本では「癒し」なんて訳しますが直訳では健康になれ、ってことですよね。
試しに「癒し」をスペイン語辞書でひいてみると、
lo sano と出ます。
sanoは健康という意味。
やっぱりそうなのか。健康なのか。
「癒し」なんて言うと
ひらひらふわふわしたやわらかくって心地よいものって
イメージがなんとなくあるんですが、
「健康」と言うともっと日常に近くて、
地に足がついてるしっかり手応えのあるもののように思えてきます。
イメージのモンダイですが、
イメージがこう違ってくると認識も変わる。。
そういう意味で翻訳ものって難しい所があります。
ことミュージカルとなると更にメロディに乗せなきゃならないんですものね。
「ジーザス・クライスト・スーパースター」の世界に話を戻すと、
四季版のでは『自分で治せ』と訳されていますが、
『自ら健康になれ!』って言ってるんですね。
思い切り直訳だけどジーザスの言わんとしている事はこっちの方が伝わるみたい。
この台詞の前に、彼は
『私は無力だ』とも言っています。
『私は無力だ。自ら健康になれ!』
これ、自分も含めてですが、現代でも、
自らの健康に日常的に留意する前に、
どこかに行ってお金払って治してもらおう・
癒してもらおうっていう根性の人って沢山いるのでは。
ヒーリングに群がる風潮ってジーザスの時代とまるで同じです。
誰かに治してもらうんじゃなくて健康は自分でもぎ取るもんだ、って
以前お世話になった楽健法のインストラクターさんに言われた事があります。
・・・でこんな明け方まで仕事している不健康な自分。
(窯の焼成に合わせて生活してるので個展終了までは仕方がないな。。)]]>
私は理解ができない〜♪
http://majocera.exblog.jp/13500911/
2010-06-24T01:50:00+09:00
2010-06-24T23:45:58+09:00
2010-06-24T01:51:16+09:00
MAJO_ceramica
見るもの聞くもの
「ジーザス・クライスト・スーパースター」!!
エンドレスです。
レコードだったら擦り切れてる事でしょう^^
もちろんジーザス(キリスト)役は鹿賀丈史。
1976年の劇団四季版です。
市村正親さんもこの舞台でヘロデ王役でデビューだったのですよね。
市村さん、このCDでは中性的な怪しい美声を聞かせてくれています。
ファンの間では、ある意味、「伝説的名(迷)盤」とよばれているこのCD。
”ある意味”伝説たらしめているのは、
ユダ役の寺田稔氏の歌につきます。
はっきりいって、よれよれにドロドロ我を見失い過ぎ(笑/もう笑うしかない)
一瞬耳を疑いますが、
あまりにひどいのでだんだん麻痺してきて
しまいには何故かドキドキしてくる始末(苦笑)
ある意味すごい。
ごり押しまくり。
今じゃありえませんがこんな時代の劇団四季もあったという事で。
ジーザスも熱い!
熱いね!若いね!鹿賀丈史!!という感じです。
病気を治してくださいと群がる大衆に、ぶちきれて
『自分で治せ〜!!』とシャウトしてしまうあたりも。。
(しかし何故このジーザスに、あのユダのキャスティングなんだろう〜。謎です。)
ピラトがジーザスをむち打ったのは民意。
『罰する理由はないが、助けてやりたいが、民衆がそれを望むから。』
去年観た歌舞伎の『鼠小僧』でも、
御白洲の場面で、気まぐれな民衆の意見に左右される
一人の泥棒の裁きを描いていましたが、
ここでも同じように、決して正義とは言えない民衆の声に
あらがえない指導者により処刑されるジーザス。
いちばん怖いのは一人一人の顔が見えない群衆なのかもしれません。
CDでは、ジーザスをむち打ちながらカウントするピラトが
ものすごく美声のバリトンで、素敵、、、
ワン、ツー、スリー、フォー、とえんえんと美声で数えながら鞭打つのです。
いやいや、ジーザスが鞭打たれているのにいけないわ、、
なんてジレンマにもどかしがりつつ、聞き入る場面です^^
そして磔刑。
『いいだろう、死のうーーーー!!
見てくれ私の死に様〜〜〜〜!!!!』
熱いジーザスが聞かせます。
鹿賀丈史のジーザスは、人間的な肉感的な苦しみ、
無力感が伝わってきて
手に汗握ります。
ジーザス、狂っています。(舞台で「狂ってる」は最上級のホメ言葉)
シャウトもすごいですねぇ。。生で観たかったなぁ。
「ジーザス・クライスト・スーパースター」の舞台は、
もっと後々になってから2回ほど劇団四季で見ましたが、
もちろんキャストはこのCD当時とはがらりと変わっていまして、
このCDほど熱くはなかったかも。
わりとすっきりシンプルさらりとしていたのは、ジーザス役が、
歌はうまいけど当時演技的に無表情な山口祐一郎だったからかも。
それから映画版も観ましたが、途中眠くなってしまって、、。
そんなこんなの「ジーザス・クライスト・スーパースター」遍歴を辿ってきた私には、
ひどく音痴な 寺田氏のユダを含めても、
邪道とは思いつつある意味このCD版がいちばん楽しめているのかもしれません。
(そう思うと日本のミュージカルはこの頃から格段にレベルアップしましたね)
ともあれ、まちがいなく今の私の元気の元となっているCDなのでありました。
※「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、
キリストの最期の一週間を人間的な苦悩をあらわに描いたミュージカルで、
決してコメディではありません。念のため(笑)]]>
絵の事とか師匠だとかつらつら
http://majocera.exblog.jp/13497844/
2010-06-23T13:56:00+09:00
2010-06-23T20:40:26+09:00
2010-06-23T13:56:52+09:00
MAJO_ceramica
ふとおぼえがき
画家のルドンだとかビュッフェをマイナーだと言われたのですが、
そうなんですか?
日本では、ってことなのかなぁ。
少なくとも美術に関わっていたら
この二人を知らないのは、あれ?という感じなのだけど。
中高大学と美術系の学校で育ったので、感覚が違うのかなぁ?
話変わって、
「好きな画家は?」と聞かれると悩みます。
作品よりも画家ご本人のキャラクターが好きなのは、ダリ。
『ガラ大好き♥その次に自分大好き♥』が満ちあふれている
ダリの個性はすてきだなぁと思う。
だからダリが買い取って個人美術館に改造したフィゲラスの劇場美術館は、
ダリ自身のキャラクターが溢れていて大好き。
でも一個一個の作品、特にダリの絵はあんまり好きじゃない。
彫刻は面白いと思うけれど。
フンデルト・ヴァッサーも好きだけど、
やはりこれもご本人が好きで、絵はあまり好きじゃないかも。
ご本人が好きになったのは、ウィーンに行ったときに、
クンスト・ハウス・ヴィーン(ヴァッサーの美術館)で、
彼の日常や想いをおしゃべりしているビデオをみてから。
切ないほどに自然を慈しむその心がいいなぁ、と思いました。
そうだ、フランチェスコ・クレメンテが一時期描いていた水彩画はかなり好きです。
でも世田谷美術館などが収蔵してるアクリル絵具を用いた作品を描くようになって
以降、まったく興味が無くなってしまいました。
彼のアクリル絵はむしろキライ。
だから好きな画家かというと、ちょっと一時だけ、という感じでしょうか。
若沖の水墨画で鳥や植物を描いた絵はすきかな。
カメの絵は好きじゃないけど。
こんどから好きな画家を聞かれたら、若沖って答えようかなぁ。。
改めて考えてみると
私が特に憧れている画家とか好きな画家、
いやもっと広く、
陶芸も含めてクリエイターってきっといないのだなぁと思う。
まぁ、「好き」にもいろいろあるのでしょうけれど。
「師匠に恵まれない星の下に生まれている」と、
以前算命学で言われた事があるけれど
本来師匠を求めない気質なのか、
師匠が居るという環境が想像できないし
師匠が欲しいと思った事もない。
絵を描く事もそうだけど、ものを作るって、突き詰めれば突き詰めるほど
自己が薄くなって行くと言うか、
『自分が自分が』という主張が消えて行くと言うか、
やっぱり何かにただやらされてるだけという感じがします。
一時お預かりして、作品を作らせてもらっているだけ。
大事に大事にいまはお預かりしているだけ。
だからいつか「もの作る」という事をお返しする時期が来ても
執着を持たないでいられるような気すらしています。
師匠とかそういう世界じゃないんですよね。
上手く言えないけれど、たぶんこの道でいいんだと思います。
私は。]]>
24日より「ビタミンCat展」はじまります*
http://majocera.exblog.jp/13495970/
2010-06-23T00:14:00+09:00
2010-06-23T13:27:58+09:00
2010-06-23T00:14:55+09:00
MAJO_ceramica
おしらせ
6月24日(木)から始まるギャラリー企画「ビタミンCat展」です!
MAJOからは、山猫モチーフの器やアクセサリー、小さなオブジェなど
新作・定番などを出展・販売して居ります。
猫好きの方はどうぞ遊びにいらして下さいね*
「ビタミンCat展」の詳細は>>こちらになります。
ビタミンTeeさんはスタイリッシュなショップ&ギャラリーです。
ご専門のオリジナルTシャツを始め
作家もの・一点ものがずらりと並ぶショップコーナーは
充実していてみごたえあります!
そしてもちろんギャラリーの「ビタミンCat展」も
見ごたえじゅうぶん*な展示となっております。
ほとんどの作家ものが一点ものですので、
どうぞご興味のある方はお早めにお越し下さいませ〜。]]>
あたらしい常設店のおしらせです。
http://majocera.exblog.jp/13491718/
2010-06-22T02:06:00+09:00
2010-06-22T02:26:19+09:00
2010-06-22T02:07:06+09:00
MAJO_ceramica
おしらせ
食堂と名乗るも、食堂ではなく。
オフィシャルサイトからAbout us の一部を転載させて頂きますと、
『呉服屋さんだった築130余年の店蔵には、
洋服、バッグ、アクセサリー、雑貨といった手作りの品から、
着物、古裂、骨董までさまざまな品物がならんでいます。
作家さんは地元の人から、東京、埼玉、愛知、兵庫、
インド、ネパール(フェアトレードの商品も扱っています)など多士済々。
店から一歩外に出ると、八ヶ岳、浅間の雄大な山容が眺望できます。』
というわけで、ホントに食堂ではありません*
この「喜劇 駅前食堂」のオーナーご夫妻、
1度ならず、高円寺のninniさんへ足を運んでくださり
初めは私の知らないところで作品をお手に取ってご覧頂いていたそうです。
一年ほど前に駒ヶ根のクラフトフェアに出店したとき、
初めて直接お会いしてご挨拶を交わし、
半年ほど前に軽井沢のクラフトフェアに出店したとき、二度目ましてで、
この時はいろいろなお話しが楽しくてついつい話込みました。
この時に、作品をお店に置いて頂ける旨のお話をすこし伺い、
今年の春に正式にご依頼を頂き、
”「喜劇 駅前食堂」さんに置いて頂く作品一式セット”を制作致しました。
(すこしお待たせしてしまって申し訳なかったのですが)
そして今週より、
「喜劇 駅前食堂」さんに作品を置いて頂いて居ります*
20点とちょっとの作品数で、
器ものをはじめ、陶雑貨・アクセサリーも少し置いてくださっています。
長野の南佐久郡近郊へお寄りの際にはぜひお立ち寄り下さいね。
丁寧にものごとを運んでくださるご様子、
そして何より私の作品を気に入ってくださって、
大事にしてくださるなぁ、、というのをひしひし感じます。
こういう出会い、本当にものをつくっていて嬉しいことです。
オーナー氏のブログを拝見すると、
自然の写真にはこちらまで澄んだ空気を吸っているような気分になります。
遊びに行けるところが出来てうれしいな*
ありがとうございます。
そして今後ともよろしくお願い致します。
◆喜劇 駅前食堂H.P.
長野県南佐久郡佐久穂町穂積1422
・open11:00〜close17:00 夏季は18:00まで
・定休日/月曜・火曜(祝祭日の翌日)・12月〜翌年4月中旬まで冬眠
※臨時休業の場合がありますのでご来店の際にはHPよりご確認下さいませ。]]>
ツルと若沖
http://majocera.exblog.jp/13484825/
2010-06-21T12:16:00+09:00
2010-06-21T12:30:08+09:00
2010-06-20T20:01:52+09:00
MAJO_ceramica
陶/準備・その他
上は、ツルの事を調べていたときに見つけた折り鶴の写真。
海外の折り紙サイトでみつけたのですが、
動きのある折り鶴も素敵ですが、ライティングの妙だなぁ、と感心。
先日のおぼえがきに山猫(リンセ・イベリコ)のタイル画をアップしましたが、
現在引き続いていくつかタイル画を製作中。
銀が足りなくなり購入。
素焼きのタイルが足りなくなり購入。
(タイルは専門の職人さんに作ってもらっています)
こうちびちび材料を買っているのなら、
いっそのこと、これは本格的に肝据えて一連の作品として取り組むか!
・・・と思った矢先、
友人のおさそいで、千葉市美術館で行われている若沖展を観に行きました。
若沖の作品のなかでもとくに墨一色の水墨画が好きなのですが、
今回のはまさに若沖の水墨画オンリーワールドな展示会。
いや〜。よかったです。
それに掛け軸などの画面の、あの縦長のライン、
いま自分が制作しているタイル画にとっても参考になる、、というより、
これでいいんだ!という確信を深めてくれました。
よりいっそうこれからは肝据えて
独自の製法で歩んで行きます。
(・・・って何かのCMみたい/笑)
昨日窯だしほやほやのタイル画:カンムリヅル(写真は作品の部分)]]>
ああ、いけない。立て直さなきゃ。
http://majocera.exblog.jp/13484540/
2010-06-20T18:55:00+09:00
2010-06-20T19:39:13+09:00
2010-06-20T18:55:59+09:00
MAJO_ceramica
ふとおぼえがき
だんだん自分がドロドロの液状になる感じがします。
ああ、いけない。
立て直さなきゃ。
忙しさにかまけてまだ夏服を出していませんで、
先日やっと時間の隙間をみつけて半分ほど引っ張りだしました。
引っ張りだしながら、着なかった春ものの洋服を多数発見。
すでに現在タンクトップで過ごしている私には
薄手の生地とはいえ春物の長袖は暑い。
なんとなく残念な気持ちで再び押し入れに仕舞うのでした。
夏服はまだ半分くらいしか出せていないので、
微妙にタンスにはまだセーターが入っていたり、
コートが架かっていたりしています。
目に暑い。。
そして、ここ数日の緊急問題はパジャマ。
冬用パジャマはいいかげん暑いです。
パジャマが暑いと意外と人って凹みますね(笑)
眠りが浅いのはそのせいか。
そうして、今日、買い物に寄ったダイエーで
ついつい涼しそうな夏パジャマズボンを購入してしまいました。
衣替えが間に合わないから買うなんてサイテイ。
ああ、いけない。
立て直さなきゃ〜。
とはいえ、今夜はやっと涼しいパジャマで眠れるシアワセ*
(思考力が崩壊しています。こんなおぼえがきでスミマセン。。)]]>
電動ロクロブーム到来
http://majocera.exblog.jp/13481494/
2010-06-20T00:10:00+09:00
2010-06-20T02:14:27+09:00
2010-06-20T00:10:50+09:00
MAJO_ceramica
陶/準備・その他
講師をさせてもらっている
陶芸サークル「しゃちほこや」に電動ロクロブームが到来^^
教室には1台、しかも大昔の職人仕様のものしかないので
(つまり、スピード調節が出来ず、常に一定の高速回転しかできない。
むかし祖父の工房に同じのが何台もあったなぁ〜。
子供には触らせてくれなかったけど。)
いままで使うのを見送っていたのですが、
先日新しいメンバーさんから、電動ロクロがどんなものかみてみたい、という
鶴の一声で、試してみたところ、、、意外と使えるじゃん!
ということで、いきなりブーム到来とあいなりました。
電動のロクロは、手びねりとはかなり勝手が違うのですが、
このサークルのメンバーさん、偶然なのか何なのか、
生まれながらのクリエイターさんが多く、
講師の欲目じゃないですが、
ちょっと教えただけで最初っから電動ロクロ上手です。
(おせじでもなく、営業トークでもないです。ほんとに。)
思いどうりにすいすいとひけるようになるには
まだ少し時間がかかるのかもしれませんが、
いい味を持った作品をみなさん土から導き出しますね〜。
初心者ならではのいい味、失わないでくださいね〜。
電動ロクロなんて上手にひけるようになればなるほど、
ただの量産品製造機、、つまらない形になるだけですから。。
なんて思いつつ、遠巻きに見守る講師なのでありました。まる。
それにしても。
それにしても、電動ロクロって単純な機械ですが、
単純だからこそ、つくるものに結構性格が出やすい。
破天荒な天才肌。
状況にすばやく適応・順応できるタイプ。
じっくり几帳面な完璧主義。
などなど。
今更ながらかく言う私はどんなタイプだろうか。。と思ってしまう。
個人的には、
仕事で黙々と電動ロクロをひいている限りは、
きれいにひけてしまうので、
そうじゃなくて、、っていうところで今いろいろやっています。
作意がね〜。。
電動ロクロでひいた
ぴりっと緊張感のある美しさ・良さもあるのでしょうが、
何だかそこも通り過ぎちゃったみたいで、
今はもう気持ちがそこへ持って行けないのです。
これはもう好みの領域なのでしょうか。
初々しい、地球の重力そのまんまの嫌みのない人の手の跡のついたカタチ。
これができるのは初めてロクロにさわって最初の数ヶ月間だけ。。。なのカナ。
ああ。
なつかしくもあり。
せつなくもあり。
追記:
”初々しい、地球の重力そのまんまの嫌みのない人の手の跡のついたカタチ。”
もしかして↑これって晩年にむかってピカソが追い求めた造形と共通するのでは
なぁ〜んて思ったりして。。。
でもほんのちょっとだけピカソの絵が何故ああなのか、
知識としてではなく、感情の部分で重なるものを感じました。
うん、勘違いでもいいの(笑)]]>
ビタミンCat展!
http://majocera.exblog.jp/13472695/
2010-06-18T01:20:00+09:00
2010-06-18T14:36:19+09:00
2010-06-18T01:20:57+09:00
MAJO_ceramica
おしらせ
6月10日のおぼえがきで焼成前の下絵の状態をご紹介しました、
リンセ・イベリコのタイル画が焼き上がりました。(上写真は全体像の一部です)
スペイン式の楽焼技法をベースに焼成し、
最後に純銀を背景部分に焼き付けました。
貫入も細かく綺麗に入ってくれました。
今回のタイルの焼成法は
独自にテストを繰り返して見つけたものですが、
けっこう気に入ったので、
今後も同じシリーズでいくつかタイル画を作ってみようと思っています。
このタイル画は、今月24日(木)から始まる
7名の作家によるネコがテーマの展覧会「ビタミンcat展」に出展します。
他にも新作のネコものの器なども出ます!
また、この「ビタミンCat」展では、
陶芸ではありえない(?)展開があります*
↑写真のタイル画の絵柄のTシャツや布バッグを、
なんと今回の展示会場であるギャラリー・ビタミンTeeさんが
制作・販売して下さる予定ですので、
私としては、初!の、布ものグッズもお楽しみ頂けましたらと思います*
(※布ものグッズに関しては、会場にて受注、30分ほどお待ち頂き、
図柄を専用機にてプリント&お引き渡しとなります。
オリジナルTeeシャツ専門店でもあるビタミンTeeさんならではの企画です。)
「ビタミンcat展」
◆6月24日(木)〜7月6日(火)※水曜定休
12:00-19:00(最終日17:00)
会場/ビタミンTee>ホームページ
東京都中野区東中野5-9-1シャローム東中野101
tel/fax:03-5330-6771(サインクラブ内)
★JR総武線 [東中野駅] 東口・北側に出て徒歩4分、東中野本通り沿いの1Fです!
★都営大江戸線[東中野]徒歩6分
★地下鉄東西線[落合駅]徒歩4分★西武新宿線[中井駅]徒歩10分
住所:中野区東中野5-9-1 シャローム東中野101
Tel/Fax:03-5330-6771(サインクラブ内)]]>
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