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2006年 02月 26日
先月のラ・ランブラに降った雪の様子の写真を、窯元の親方ラファが送って来てくれました。(PCが壊れてしまって写真を送るのが遅くなってしまったとの事。大丈夫かなぁ。いまやPCは私とラ・ランブラを結ぶ一番のツールのです。。そう思うと簡単にす早くコンタクトをとりあえるPCと言うものがある時代でヨカッタ、とも思います。)
1月のイベリア半島の雪は、ポルトガルで50年ぶり、ラ・ランブラの人に言わせると、史上初の雪でした。写真を見て、こんなに積もったんだ、と改めてびっくり。 夏は摂氏50度近くまで上がる土地柄、建物などの構造はどちらかと言うと猛暑をしのぎ、寒を取るための仕組みになっています。例えば、パティオ(中庭)もそう。家の中に日陰の風通しの良い空間を作る工夫です。部屋の向きも日本と違って、北向きの部屋が良い部屋とされています。 そんな暮しの中でのこの大雪、さぞかし寒かっただろうな。 窯元なんて、暖房設備なぞまったく整って無くて、当時私は寒がりだったからひとりでストーブを占領してました。(冬は普通氷点下にはならないけれども摂氏2度くらいまでは下がる。みんなは我慢強い!) 雪になっちゃったら、粘土なんて凍るだろうなぁ(これ致命的です)。 絵付けをする手先もかじかんで、困っただろうなぁ。。 厳冬といくら言われても、東京はもともと雪も降る土地。 今回の厳冬そして異常気象をいちばん痛感したのはこのラ・ランブラからの写真でした。 でも子供達は(大人も?)生まれて初めての雪だるまをつくって大喜びだったそうです。私がスペインに渡った最初の年に、友達のカルメンが言っていた言葉を思いだします。『東京は雪が降るんでしょう?良いな。私は雪ってみたことないの。きっとさぞかし素敵なんでしょうね。。』
by MAJO_ceramica
| 2006-02-26 23:44
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