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2009年 06月 22日
先日スペイン国営のセルバンテス文化センターで 「スペイン語の日」というイベントが行われていたのでちょこっと覗いて来ました。 実はここのセンター最上階にあるスペインバルのランチを楽しみにしていたのですが、 なぜかクローズ。残念。 気を取り直してセンター内の本屋と図書館を散策。 貴重な本が沢山あるのですが、 今回は図書館のガルシア・ロルカコーナーでロルカの楽譜集をみつけました。 いつもここに来ると会員になろうか(本の貸出は会員のみ)迷うのですが、 この日は受付カウンターもかなり混んでいた事もあり立ち読みで満足することにしました。 あの楽譜、いつか弾いてみたい気もします(ピアノならなんとかなるか?)。 地下の劇場ではスペイン・南米の民族音楽のコンサートが行われていました。 この日は1日中、コンサートが行われたようです。 オルケスタ・デ・ラ・ルスのNORA、聞きたかったけど時間がなかった。。 私は最初の2時間程だけコンサートを拝見していたのですが、 その中で特筆すべきは弱冠17才の日本人ギタリスト。 スペインのフォルクローレ・ギターの世界には疎いんですが、 数々のグランプリを総なめにして、セルバンテス賞も受賞した天才との紹介。 4曲演奏してくれたのですが、最後の曲、 あれは何という曲だったんだろう。 聞いた事がある曲でした。 しかもおそらく奏者にとっても何か特別な?好きな?曲であるような、、 そんな風に伝わって来ました。 この曲の演奏中にクリアに心が『はっ』とするような場面がありました。 おそらく舞台をよく見に行かれる人には分かるかも知れませんが、 この感覚を『何かが降りて来た瞬間』と表現する人もいるかもしれません。 舞台などをみているとそういった瞬間がごくごくごくまれに(経験上いままで2回程あります)あるのです。その瞬間、客席まで巻き込んで、まったく別の次元に連れて行ってくれるようなそんな感触が、瞬間があるのです。 まさかここでこの感覚を味わうとは思いませんでした。 おそらくその場に客席に居たほとんどの方が感じたのではないでしょうか。 弱冠17才とはいえ、抽象的な表現がずば抜けて良い。 音と空気で場をつくる事ができるというか 気の切り替えができると言うか。 それが心に響いて来ます たぶん音楽の天使に見込まれているのでしょう。 (しかし奏者のお名前がわかりません。岡?岡田さんと紹介されていたような・・)
by majo_ceramica
| 2009-06-22 17:43
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