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2009年 06月 17日
心に栄養をもらえるものっていろいろあると思うのですが、
その筆頭は私の場合は舞台演劇鑑賞です。 どういうわけか舞台好き。 小学校の時に体育館にやって来た劇団の民話をみたのが、人生初の生舞台。 何もかもが新鮮で、視覚や聴覚がクリアになってゆく感じがしました。 上手く言えないのだけど、とても鮮烈に印象に残っていて、 これもたぶん感動の一種だったのだと思います。 それから当時流行っていて、NHKTVでくり返し放送されていた 宝塚歌劇団の「ベルサイユのバラ」の舞台中継なども釘付けになってみていました。 『ワタクシは、フランスの、女王なのですから・・・!』 中学生になって親に連れて行ってもらった初めての劇場。 初めてちゃんとした劇場で舞台鑑賞したのは、 劇団四季の「ウエストサイド物語」。 この時のパンフレットは今でも大事にとってあります。 一生忘れられない舞台鑑賞です。 「ウエストサイド物語」は映画も有名ですが、 舞台ミュージカルは映画にするもんじゃないです。 ぜひ舞台での鑑賞をお勧めします。 劇場という空間は特別な領域で、 そこで作られる舞台は生であり虚構であり、そして真実でもあります。 観て頂ければ一目瞭然!映画とはなにもかもが違います。 大学の頃に演劇ブームが世の中を席巻したこともあり、 ますます演劇鑑賞にのめり込む日々。 バイト代をことごとくチケット代につぎこんで 最低でも週に1〜2は当たり前に舞台を観ていました。 社会人になるとそれに輪をかけて、ヨーロッパの劇場へと足を運ぶ事数回。 パリ・ウィーンと巡り、さらにロンドンのウエストエンド(劇場街)で すごした一週間は私にとってまさに夢のような日々でした。 (舞台を身近に感じる日々が楽しい余り、日本に帰りたく無くて ロンドンの帰りの地下鉄の中で泣きました!ホント。) スペイン滞在時も、住でいた田舎町にマドリッドなどから 劇団が公演にやってくるのでそれをいつもとても楽しみにしていました。 スペインの古典演劇やロルカの戯曲などが上演されていました。 帰国後は、忙しさと貧乏さでそうそう沢山は 劇場に足を運ぶ事も少なくなりましたが、 それでもいまも心の栄養は演劇からたくさんもらいます。 舞台俳優をしている友人がいて、彼女の公演はいつも楽しみですし 歌舞伎の幕見席などはビンボーな時には有り難く利用したりします。 時に臨時収入があるとどかーんと一番前の席を取ってみたり、 時には招待券を頂いたりと、 なんだかんだと舞台鑑賞は結局私の生活のなかで 非常に大事な地位を占めているもののようです。 何かものづくりにも通じる、 人間の内側の大事なものをありありと感じさせてくれるのが、 私にとっては舞台のようです。 とはいえ観劇も間遠になっていた今日この頃に、 どういう偶然かここにきて連続で歌舞伎を見る機会にめぐまれました。 今月2本と来月1本。 歌舞伎座取り壊し決定にともなって、 さよなら公演のラインナップが素敵なものばかりという事もあり、 チケットが通常よりかなりとりにくくなっていたため、 もう歌舞伎鑑賞は半ば諦めていたのですが・・・ 絶対無理と諦めていた玉三郎さんの来月の公演まで見に行ける事になりました。 う、うれしー。 贅沢な心の栄養をたくさん貰って来ようと思います! それから、『建て替える』『建て替える』と言われ続けてもはや10年くらいの 歌舞伎座ですが、今回こそほんとに取り壊されてしまうのかな。 外観のことで取り沙汰される事は多いみたいですが、 あそこに通ったひとりとしてはさらに、 「大衆演劇」のイイトコロを絵に描いたような、いかにも「昭和」な、 あの客席がなくなっちゃうなんてものすごくさみしいです。
by majo_ceramica
| 2009-06-17 00:03
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