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2009年 03月 23日
木のカタチはここに吹く風の姿を表わしたものなのだろうな、と思わせる。 風は目に見えないけれど 木のカタチがその性状を目に見せてくれている、気がします。 神道でも風は木の性に含まれるのだとか。 風を封じる為に、木(=風)を刻する鉄をもってきて、 鉄の鎌を木に打ち込む、という神事があります。 風には鎌は打ち込めないですものね。 風。 「風」と一口に言ってもその意味はいろいろとありそうです。 カゼ ガ キ ヲ ハコビ ハコバレタ キ ハ ミズ ノ ウエデ クルクル ト ウヅ ヲ マク 漢字で書くとその漢字が持つ意味に捕われてしまいますが 本来の日本の言葉はその音が表わす広く深い意味を持っていたはず。 そしてその言葉につながる自然そのものの神道には なにも無理な所が無いように思えます。 こういう国に生まれてほんとうによかった、、とつくづく。 三保の松原で羽衣伝説の松の木をながめながら。 山桜はもう葉桜になりかけていて、 駿河湾沿いの松たちのてっぺんにも 明るい緑色の若葉が生えて来ていました。 先っぽの方の若くて柔らかい松葉は確か食べられるんだよね、 なんて友人たちと話ながら海岸を散歩。 都市部は暖かいけれど風がよどんでいる。 海風は強くて少し寒いけれど、 それはまだ若くて新品で、それにミネラルもたっぷり。
by MAJO_ceramica
| 2009-03-23 01:22
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