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2010年 06月 15日
自作の器に花を装飾する時は、 実在の植物を元にそれぞれの器の形状や大きさをみて デザインをする事が多いのですが、 好みもあるでしょうが、 なんとなく6枚か その倍数12枚の花弁が 納まりが良いことが多いみたいです。 上の写真は、水生植物の花、睡蓮とか蓮の花のエッセンスを頂いてレリーフしてみました。 実はこのデザイン、かなり昔につくっていた自分の器のデザインの復刻です。 復刻してみて思ったのですが、あの頃に比べてたいぶん要領よくなったなぁ(笑) しかし、作業に慣れて機械的・能面的にならないよう、 ひとつひとつ手に包みながら、 自分の植木の花の世話をするような心持ちで制作しました。 いや、趣味の園芸にハマってからというもの、 そうと意識する間もなく 花となると親バカ的な気分になってしまう。。植物はイイですね。。 私も緑の手を持ちたい。 上写真の作品についてはもうひとつ。 器のようでありながら、あえてあまり器であることを意識しないで作ってみました。 7月の個展が、特にオブジェ的なものがメインなので もっと本当は表現したかった形状で今回は表現してみようと思いました。 実際にやってみて、土に、泥に、気持ちがうんと近づいたような気がしています。 何かを壊す事って、何かを作ることでもあるのだなぁ。。 泥っぽさが残る形状。 この写真の器の形状はまたロクロの筋目が水輪を感じさせてくれて、 水生植物の花を描くのにぴったりではないかなぁ、と思いました。 このあと乾燥〜素焼〜いっちん・釉がけ〜本焼、という行程を経て完成です。 ”器のようでありながら、あえてあまり器であることを意識しないで”という意味では 今回は他に、器みたいな形の ”水たまり”なども作ってみました。 水たまりの周りに落ちてる葉っぱの裂け目にアリンコなどをあしらってみたりして。 じつは制作しながら結構楽しんでます。。 今回は私と陶芸に縁のあるスペインにもちなんで、 スペインの、スペイン語での国名España/エスパーニャ(アラビア語の「エスパン/ウサギ」が語源)にちなんでウサギのオブジェも、ひとつのオブジェシリーズの主人公として登場します。 見に来てくださった方が、陶芸=器にとらわれずに ごらんいただいて自由に楽しんで頂けたら本望だな、と思いながら制作しています。 #
by MAJO_ceramica
| 2010-06-15 21:04
| 陶/準備・その他
2010年 06月 15日
オニのように怒濤の製作のまっただ中。
いま突然死しても悔いはないです。 できるかぎりの事をしています。 午前中は三省堂さんで、個展の最終確認。 実際に会場を見ながら雰囲気づくりを考えてきました。 余談ですが、今日みてきた個展をさせて頂く会場で 現在はヒロヤマガタなどを扱う版画ギャラリーさん主催の展示会をしていました。 ヒロヤマガタなつかし〜。 好き嫌いは別として、確かに一世を風靡してましたよね。 その一世風靡していた当時に、徹子の部屋にご本人が出演されて 『自分の絵はアートとは全く思っていませんし、 芸術でもなんでもないですから、あんまりいじめないでください。』 とおっしゃっていたのが印象的でした。 そうなんだ。 騒いでるのは周りだけなんだなー、と思ったものです。 この番組のお話では、 南の島を購入して浮き世を離れて暮らして居られた様です。 いいなー、ヒロヤマガタの地位。 なんて当時は思いながら、番組を見ていたものです。 #
by MAJO_ceramica
| 2010-06-15 00:59
| ふとおぼえがき
2010年 06月 12日
世の中にミュージカル作品は数々あれど、
もし死ぬ前に一本だけ好きなミュージカルの舞台を観せてもらえるとしたら、 迷わず「レ・ミゼラブル」を選ぶことでしょう。 私を本格的なミュージカル好きにした作品。 23年前の初演からもう十何回は観ていると思います。 初演時、TVでも特番を組まれたりして結構話題になっていた この「レ・ミゼラブル」を観に行ったきっかけは、 たまたま余っているというチケットを譲り受けた経緯から。 たいして興味なかったのですよね。 最初は。 だって原作は、ユゴーの「ああ無情」ですよ。 あまり楽しそうなミュージカルじゃないなぁ、というのが当初観る前のイメージ。 もらったチケットは、 帝国劇場のたしか1階の舞台から20列目くらいのどまんなか。 大舞台を観るには、ちょうどよい席でした。 この時はまだ予備知識も無く、ミュージカルの舞台公演といえば劇団四季のウエストサイド物語(これも大好きだったけれど)くらいしか観た事が無かった私でした。 さて、開演。 圧倒的な物語の力に、歌の力に引き込まれ、 最後に幕が下りたとき、 これは今でも忘れられません。 幕が下りたというのに、客席の誰も拍手をしません。 というか、出来なかったんです。 あまりに圧倒的に心を揺り動かされて。 当時きっとほとんどの客席を占めていた「レ・ミゼラブル」を知らない観客達は、まさかこんな圧巻な舞台を見せられるとは夢にも思っていなかったのではないでしょうか。 私だけじゃありませんでした。 幕が下りても、客席はシーンとしています。 私も含めて客席に縛り付けられたような観客たちは しばらくの沈黙の後、 我に返ったように怒濤のような拍手拍手拍手。 カーテンコールが終わっても拍手は鳴り止みませんでした。 感動的な瞬間でした。 初演では、鹿賀丈史と滝田栄がダブルキャストで 交互にジャン・バルジャンとジャベールを演じていました。 聞くところによると、原作者のビクトル・ユゴーも 元々ひとりの人物を、ジャン・バルジャンとジャベールに意図的に分けて 表現したと言われている故もあり、これはとても面白い趣向だなと思いました。 私がもろにパンチを食らったのは、鹿賀丈史の演技でした。 穏やかでかつ熱く、切なく、哀しく、孤独で、そして魂が澄み渡るような 鹿賀丈史の演じるジャン・バルジャンが 私の心にしんしんと染み入って行ったのです。 (以来私の好きな舞台俳優の筆頭は、鹿賀丈史なのです) 再演があるたびに何度も鹿賀丈史のジャン・バルジャンを観に行きました。 もう、ひとりで全ての役ができるくらい台詞も歌も覚えてしまいました。 しかし、舞台は生もの。 毎回の上演が新鮮で、成長する自分もあり、 観客として幸せな作品に出会ったなぁ、と今でもつくづく思っています。 2005年、上演2000回達成記念公演で、 鹿賀丈史のジャベールを観に行きました。 この頃には、メインキャストの入れ替わりもかなり行われておりましたが、 この記念公演では久々に初演の頃のキャストが集められた公演でした。 ファンの戯言として、あえて書かせてもらうと、 個人的には、 ジャン・バルジャン鹿賀丈史。 ファンテーヌ岩崎宏美。 エポニーヌ島田歌穂。 アンジョルラス岡幸二郎。 が、特に好きなキャスティングです。 そしてもう一人の主役ジャベールは 私が観たなかでは、川崎麻世が、 剛健で鉄壁、且つ不気味さを持ったジャベールを演じきり、 かなりぞくぞくとさせてくれたところがあって、 意外といったら失礼かもしれませんが、ベストキャストです。 好きが高じて、 本家ロンドンのウエストエンドへ 「レ・ミゼラブル」を観に行った事もあります。 そしてこの物語の舞台であるフランス、パリへ行ったときにも 「レ・ミゼラブル」を観てきました。 日本も同じですが、ジョン・ケアード演出のカンパニーは、 どの国で観た「レ・ミゼラブル」も水準が高く、感動があります。 面白いなぁと思ったのは、まぁ当たり前の事かもしれませんが、 ジャン・バルジャン役は、ロンドン公演ではロンドンの鹿賀丈史が演じて居り、 パリ公演ではパリの鹿賀丈史が演じて居り、 つまり演者の持つ気質というかニオイに共通項があるんですよね。 ジョン・ケアードの「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンは 世界各国の鹿賀丈史が演じているんだなぁ、と妙に感心したところがありました。 鹿賀丈史は、2007年の公演を最後(この時はジャベール役のみで出演)に 「レ・ミゼラブル」への出演を卒業されました。 個人的には上記の2005年の公演を最後に もう鹿賀丈史のジャン・バルジャンが観られないと言うあまりのショックに、 じつは一度も「レ・ミゼラブル」を観に行っていません。 来年の春、帝国劇場が100周年を迎える記念公演の一環で 「レ・ミゼラブル」がロングラン上演されます。 鹿賀丈史の出演は無いかもしれませんが、 また、あの舞台のあの空間にあの場に居たい!という気持ちが やっとふたたび湧いてきています。 ミュージカル作品としてとても優れて居ますし また圧倒的な歌の力、人の生きる力の渦へ身を浸しに ひさびさに「レ・ミゼラブル」観に行ってみようかな、 なんて思ったりしています。 我が家のピアノの前には 「レ・ミゼラブル」の楽譜が常備→ 最近は大正琴で、 劇中でジャン・バルジャンが歌う 「彼を帰して」などを弾いてみたりして 地味に盛り上がっています(笑) #
by MAJO_ceramica
| 2010-06-12 16:10
| 見るもの聞くもの
2010年 06月 11日
すっかり個展の制作や準備の毎日にどっぷり漬かって居りますが、
今日はアントニオ先生のお話会の詳細のお知らせをさせてもらいますね。 『アントニオ先生ってどんな人?』と 何人かの方からご質問がありましたので、ご紹介させて頂きますね。 まずは先生の方から頂いた、簡単なプロフィールから。。 *********** アントニオ・デュウケ・ララ Antonio Duque Lara スペイン、アンダルシア地方コルドバ出身。 国立コルドバ大学哲文学部言語学科卒業 国立グラナダ大学哲文学部ロマンス語学科卒業 1982年来日 東西文化センターを始め横浜市立大学・ 東京経済大学慶応義塾外国語学校等にて教鞭をとる。 詩集「44 poemas desde la otra orilla」他作品多数。 宮沢賢治の『銀河鉄道』『セロ弾きゴーシュ』『雨ニモマケズ』、 谷崎潤一郎『陰影礼賛』など翻訳。 *********** 私がアントニオ先生と出会ったのは、 東西文化センターのスペイン語クラスで。 当時ひとクラス4名の少人数で、 生徒が学びたいテーマを中心に、 スペインの文化や風俗、芸術などについて 教科書を飛び出していろいろな事をおそわりました。 複雑な話になると生徒の語学力がついていかないので、 いつのまにやらアントニオ先生のクラスでは テーマによっては日本語でお話しする機会も多く、 振り返ってみれば、そのときに学んだスペインの文化や風習は、 実際スペインに住む事になったときに、 正直、教科書に書かれていた基礎的な語学よりも スペインを深く知るのに非常に役立ったのでした。 スペインのシエスタの意味。 闘牛の本当の意味。 何故ピカソは長い間フランスに住んでいたのか。 スペインの中のイスラム文化。 スペインの古典文学と日本の古典文学の共通点。 etcetc.. お話のどこを切っても興味深く、 近松門左衛門とシェークスピアの共通項、 最近では万葉集とフラメンコの共通点をひもといてくださったりと、 知識の豊富さと視点のユニークさに学ぶところが多いなぁと 本当にお世話になったアントニオ先生。 先生の親しみやすいお人柄とお話のお力を借りて、 ぜひ個展期間中に何かできないだろうかと お願いしたところ、快く相談に乗ってくださり、 今回のお話会が実現したのでした。 7月18日の会では、堅苦しいムードは抜きにして スペインについて知りたい素朴な疑問をどんどん投げかけて お話の輪を広げて行けたら、、と考えています。 もちろん日本語でのお話会です。 スペインに少しでもご興味がありましたら、 ぜひともお気軽にお越しいただけたら、、と思って居ります。 ****************** アントニオ先生のスペイン四方山お話会への参加のお申し込みは、 こちらのページ内より、どうぞよろしくお願い致します! #
by MAJO_ceramica
| 2010-06-11 12:58
| おしらせ
2010年 06月 10日
ああ、絵が描きたい。
このきもちが膨らみ過ぎて、 とうとうというか、 やっとというか、 幾つかタイル画を描きました。 自分らしい焼き上がりを模索し ああこれだ!という処を見つける迄 無駄にしたタイル画は十数枚。 いや。 無駄という言い方は 違うかも知れませんね。 そんな試作の末に描いた リンセ・イベリコ(イベリア大山猫)が 上の写真です。 更にこれに釉をかけて焼成します。 テストピースどうりに上手く焼き上がれば、 完成品はこの写真とは また違った印象になる予定。 あくまで予定、ですけれど。 ↑この写真の段階で完成ならば どんなに気が楽なことか・・ あえて「焼く」という危険をおかす (思うように焼けないかもしれない・割れるかもしれない、etc) 陶芸家って、つくづく苦労症。。 でもその苦労するだけのものを得たいんです。 やっぱり。 人の力でできないところを火の力でやってもらう。 それも面白くてありがたい。 #
by MAJO_ceramica
| 2010-06-10 00:35
| 陶/準備・その他
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