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2010年 06月 27日
主に作品の製作と
たまにジーザス・クライスト・スーパースターと 夕飯に食べたづけうどんの事くらいしか頭に浮かばないので、 今夜もテーマとして書くのに無難(?)な ジーザスクライストスーパースターの話題で。 ご興味のない方はすみません。。 ジーザス・クライスト・スーパースターというミュージカル、 1971年が初演で、73年に映画化されています。 私が、このミュージカルを最初に観たのがこの映画で、 観たのはもちろん公開よりずっと後で社会人になってからでした。 この映画、屋外ロケしてるんですよね。 現実の砂漠と遺跡とを背景に芝居しているミュージカル映画。 これが私はダメでした。 ミュージカルの屋外ロケ映画は×バツです。 もともと箱(劇場)で演じられているものを、 そのまま現実の壮大な自然の中にもってきちゃっちゃあ、 完全に現実の風景に喰われます。 砂漠の中に中途半端に金属のセットを組んでいるところも ちゃちっぽい感じでした。 どうしても本物の自然の前ではちぐはぐした感じがぬぐえない。 役者が熱演なだけに、余計にそらぞらしく見えてしまい残念な映画だなぁ、と 思った記憶があります。 (きっと同じキャストで舞台で観たらすごく良いのだろうな、、とも。) 完全な作り事であるはずの舞台。 作り物の箱のなかでこその真実のドラマを演じる生身の人間。 虚構と真実にいかに気持ちよく騙されるかというのが 舞台の醍醐味だと思うのです。 舞台ものを、よりリアリティを求めるような映画にした場合、 リアルとつくりごととのバランスが悪い事が多いんですよね。 舞台のリアルをそのまま映像化すると嘘っぽくなり、 (「レント」の、一度死んだ人間が生き返るシーンとか。。) 舞台では抽象的な表現でよりリアリティを高めているようなシーンは 映画ではまるごとカットされていたり、 (「ウエスト・サイド・ストーリー」のsomewhereのシーンとか。。) 舞台を映画にするというのはそういうリスクがあると思っています。 で、やっぱり舞台は生で観るに限るなぁ、と思うのですが、 今回の話題の「ジーザス・クライスト・スーパースター」に関しては ちょっと面白いDVDがあります。 たぶん80年代にロックにはまっていた方ならあの当時流行っていた ミュージクピデオ風、と言えばイメージしてもらえるかと思うのですが、 ライブ映像でもなく、もちろん映画でもない、スタジオ撮影の (これ、多分TVで観られることを意識して作られたのではないかと思うのですが) 「ジーザス・クライスト・スーパースター」のDVDが ユニバーサルから出ているのを見つけました。 2000年のリバイバル上演(舞台)された際のキャストでの映像です。 (映画じゃないし、舞台でもないので、あえて映像と呼びますが、 ちゃんと「ジーザス・クライスト・スーパースター」のフルストーリーです) これおもしろいなぁ。 おもしろいし、よく出来ているし、 ミュージカルの見せ方として今までありそうであんまりなかったかも。 いや、うんとさかのぼって、 「ザッツエンターテイメント」の時代の完全スタジオ撮影 (「雨にうたえば」とか、、この頃のハリウッドのミュージカル映画は大好き) と手法が同じかもしれません。 このDVDでは衣装なども現代に置き換えていて、 いま現代の中のキリストの存在の意味というか、 いや、結局は、キリスト教文化を手がかりにした、 ある状況・極限での人の心理状態、 また逆にいい加減さをあらわした、 普遍的な人間ドラマと言った方がよいのかもしれません。 (人間って2000年前と比べてあまり進歩してないのか、、、) 俳優さん方も熱演で良い! ジーザス役の役者さんは、 既存のキリストのイメージとはすこし違うかもしれませんが とても人間的だし、人間的だからこそ伝わってくるものもあります。 映画みたいに現実と虚構の破綻がなくて 完全に箱(スタジオ)に押し込めて、 擬似劇場空間を作る事で撮影されているので 物語に入り込み易くなっています。 ・・でも、やっぱりこういうのの生の舞台がみたかったら またロンドンまで行かなきゃならないのかなぁ〜。 あぁ、ロンドンは遠い。 2010年 06月 25日
きのうのおぼえがきに書いたミュージカル
「ジーザス・クライスト・スーパースター」のジーザスの台詞、 『自分で治せ』についてちょっと気になったので、さっと調べてみました。 原語(英語)では、 『heal yourself !』 って言っています。 heal は、日本でもヒーリングなんて風に使われてますが、 これって今更気づいたけれど、healthのhealなんですねぇ。 日本では「癒し」なんて訳しますが直訳では健康になれ、ってことですよね。 試しに「癒し」をスペイン語辞書でひいてみると、 lo sano と出ます。 sanoは健康という意味。 やっぱりそうなのか。健康なのか。 「癒し」なんて言うと ひらひらふわふわしたやわらかくって心地よいものって イメージがなんとなくあるんですが、 「健康」と言うともっと日常に近くて、 地に足がついてるしっかり手応えのあるもののように思えてきます。 イメージのモンダイですが、 イメージがこう違ってくると認識も変わる。。 そういう意味で翻訳ものって難しい所があります。 ことミュージカルとなると更にメロディに乗せなきゃならないんですものね。 「ジーザス・クライスト・スーパースター」の世界に話を戻すと、 四季版のでは『自分で治せ』と訳されていますが、 『自ら健康になれ!』って言ってるんですね。 思い切り直訳だけどジーザスの言わんとしている事はこっちの方が伝わるみたい。 この台詞の前に、彼は 『私は無力だ』とも言っています。 『私は無力だ。自ら健康になれ!』 これ、自分も含めてですが、現代でも、 自らの健康に日常的に留意する前に、 どこかに行ってお金払って治してもらおう・ 癒してもらおうっていう根性の人って沢山いるのでは。 ヒーリングに群がる風潮ってジーザスの時代とまるで同じです。 誰かに治してもらうんじゃなくて健康は自分でもぎ取るもんだ、って 以前お世話になった楽健法のインストラクターさんに言われた事があります。 ・・・でこんな明け方まで仕事している不健康な自分。 (窯の焼成に合わせて生活してるので個展終了までは仕方がないな。。) 2010年 06月 24日
最近仕事をしながら元気づけにかけているCDは
「ジーザス・クライスト・スーパースター」!! エンドレスです。 レコードだったら擦り切れてる事でしょう^^ もちろんジーザス(キリスト)役は鹿賀丈史。 1976年の劇団四季版です。 市村正親さんもこの舞台でヘロデ王役でデビューだったのですよね。 市村さん、このCDでは中性的な怪しい美声を聞かせてくれています。 ファンの間では、ある意味、「伝説的名(迷)盤」とよばれているこのCD。 ”ある意味”伝説たらしめているのは、 ユダ役の寺田稔氏の歌につきます。 はっきりいって、よれよれにドロドロ我を見失い過ぎ(笑/もう笑うしかない) 一瞬耳を疑いますが、 あまりにひどいのでだんだん麻痺してきて しまいには何故かドキドキしてくる始末(苦笑) ある意味すごい。 ごり押しまくり。 今じゃありえませんがこんな時代の劇団四季もあったという事で。 ジーザスも熱い! 熱いね!若いね!鹿賀丈史!!という感じです。 病気を治してくださいと群がる大衆に、ぶちきれて 『自分で治せ〜!!』とシャウトしてしまうあたりも。。 (しかし何故このジーザスに、あのユダのキャスティングなんだろう〜。謎です。) ピラトがジーザスをむち打ったのは民意。 『罰する理由はないが、助けてやりたいが、民衆がそれを望むから。』 去年観た歌舞伎の『鼠小僧』でも、 御白洲の場面で、気まぐれな民衆の意見に左右される 一人の泥棒の裁きを描いていましたが、 ここでも同じように、決して正義とは言えない民衆の声に あらがえない指導者により処刑されるジーザス。 いちばん怖いのは一人一人の顔が見えない群衆なのかもしれません。 CDでは、ジーザスをむち打ちながらカウントするピラトが ものすごく美声のバリトンで、素敵、、、 ワン、ツー、スリー、フォー、とえんえんと美声で数えながら鞭打つのです。 いやいや、ジーザスが鞭打たれているのにいけないわ、、 なんてジレンマにもどかしがりつつ、聞き入る場面です^^ そして磔刑。 『いいだろう、死のうーーーー!! 見てくれ私の死に様〜〜〜〜!!!!』 熱いジーザスが聞かせます。 鹿賀丈史のジーザスは、人間的な肉感的な苦しみ、 無力感が伝わってきて 手に汗握ります。 ジーザス、狂っています。(舞台で「狂ってる」は最上級のホメ言葉) シャウトもすごいですねぇ。。生で観たかったなぁ。 「ジーザス・クライスト・スーパースター」の舞台は、 もっと後々になってから2回ほど劇団四季で見ましたが、 もちろんキャストはこのCD当時とはがらりと変わっていまして、 このCDほど熱くはなかったかも。 わりとすっきりシンプルさらりとしていたのは、ジーザス役が、 歌はうまいけど当時演技的に無表情な山口祐一郎だったからかも。 それから映画版も観ましたが、途中眠くなってしまって、、。 そんなこんなの「ジーザス・クライスト・スーパースター」遍歴を辿ってきた私には、 邪道とは思いつつある意味このCD版がいちばん楽しめているのかもしれません。 (そう思うと日本のミュージカルはこの頃から格段にレベルアップしましたね) ともあれ、まちがいなく今の私の元気の元となっているCDなのでありました。 ※「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、 キリストの最期の一週間を人間的な苦悩をあらわに描いたミュージカルで、 決してコメディではありません。念のため(笑) 2010年 06月 23日
どこから有名画家?
画家のルドンだとかビュッフェをマイナーだと言われたのですが、 そうなんですか? 日本では、ってことなのかなぁ。 少なくとも美術に関わっていたら この二人を知らないのは、あれ?という感じなのだけど。 中高大学と美術系の学校で育ったので、感覚が違うのかなぁ? 話変わって、 「好きな画家は?」と聞かれると悩みます。 作品よりも画家ご本人のキャラクターが好きなのは、ダリ。 『ガラ大好き♥その次に自分大好き♥』が満ちあふれている ダリの個性はすてきだなぁと思う。 だからダリが買い取って個人美術館に改造したフィゲラスの劇場美術館は、 ダリ自身のキャラクターが溢れていて大好き。 でも一個一個の作品、特にダリの絵はあんまり好きじゃない。 彫刻は面白いと思うけれど。 フンデルト・ヴァッサーも好きだけど、 やはりこれもご本人が好きで、絵はあまり好きじゃないかも。 ご本人が好きになったのは、ウィーンに行ったときに、 クンスト・ハウス・ヴィーン(ヴァッサーの美術館)で、 彼の日常や想いをおしゃべりしているビデオをみてから。 切ないほどに自然を慈しむその心がいいなぁ、と思いました。 そうだ、フランチェスコ・クレメンテが一時期描いていた水彩画はかなり好きです。 でも世田谷美術館などが収蔵してるアクリル絵具を用いた作品を描くようになって 以降、まったく興味が無くなってしまいました。 彼のアクリル絵はむしろキライ。 だから好きな画家かというと、ちょっと一時だけ、という感じでしょうか。 若沖の水墨画で鳥や植物を描いた絵はすきかな。 カメの絵は好きじゃないけど。 こんどから好きな画家を聞かれたら、若沖って答えようかなぁ。。 改めて考えてみると 私が特に憧れている画家とか好きな画家、 いやもっと広く、 陶芸も含めてクリエイターってきっといないのだなぁと思う。 まぁ、「好き」にもいろいろあるのでしょうけれど。 「師匠に恵まれない星の下に生まれている」と、 以前算命学で言われた事があるけれど 本来師匠を求めない気質なのか、 師匠が居るという環境が想像できないし 師匠が欲しいと思った事もない。 絵を描く事もそうだけど、ものを作るって、突き詰めれば突き詰めるほど 自己が薄くなって行くと言うか、 『自分が自分が』という主張が消えて行くと言うか、 やっぱり何かにただやらされてるだけという感じがします。 一時お預かりして、作品を作らせてもらっているだけ。 大事に大事にいまはお預かりしているだけ。 だからいつか「もの作る」という事をお返しする時期が来ても 執着を持たないでいられるような気すらしています。 師匠とかそういう世界じゃないんですよね。 上手く言えないけれど、たぶんこの道でいいんだと思います。 私は。 2010年 06月 23日
東中野のビタミンTeeさんへ搬入にいってきました。
6月24日(木)から始まるギャラリー企画「ビタミンCat展」です! MAJOからは、山猫モチーフの器やアクセサリー、小さなオブジェなど 新作・定番などを出展・販売して居ります。 猫好きの方はどうぞ遊びにいらして下さいね* 「ビタミンCat展」の詳細は>>こちらになります。 ビタミンTeeさんはスタイリッシュなショップ&ギャラリーです。 ご専門のオリジナルTシャツを始め 作家もの・一点ものがずらりと並ぶショップコーナーは 充実していてみごたえあります! そしてもちろんギャラリーの「ビタミンCat展」も 見ごたえじゅうぶん*な展示となっております。 ほとんどの作家ものが一点ものですので、 どうぞご興味のある方はお早めにお越し下さいませ〜。
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