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2006年 07月 10日
まずは、お知らせをさせてください。
ほとんど使用されていなかったBBSを廃止して、 今後はすべてブログに移項したいと思います。 いままでBBSをご利用くださいまして、ありがとうございました。 またブログの方へのコメントお待ちしておりますので、 何かありましたらどうぞよろしくお願い致します。 ----------------------------------------- 先日、国立博物館の「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に行ってきました。 当時日本の画壇の中心人物の一人だった若冲は大好きな画家です。 若冲は『1000年後に自分の絵画の真価が認められるだろう』と言っていたそう。生前すでに彼は人気作家ではありましたが、当時の最先端を行くその感性は1000年後の感覚でもってしても認められるだろう、という確信をもっていたのだろう事が伺えます。 認められる事は嬉しいもの。若冲が当時親しくしていた僧侶などから賞賛の言葉をうれしく受け止めていた様子も伺えます。 けれど、この『1000年後・・・』という言葉からまたこんな風にも思いました 若冲の当時の人気は若冲自身の真意にそぐわない面もあったのかな、と。人気がある、という事は必ずしもその作家の真意が認められて人気があったとは、限らないからです。作品の真意は作者が一番良く分かっている、作品を鑑賞した受取り手は、その真意とは別にまたそれぞれの価値観を持ってして理解するもの・・。 それが芸術にとって興味深いものなのだとは思いますが、しかし逆に人気がでればでるほどこのジレンマはあからさまに作者につきつけられるものなのかもしれません。 もうひとつ若冲の印象的な言葉。 『いまの画というものはみな手本をもとに描くばかりで、 いまだ物を描けたものを見たことがない。 そして技術によって売れることばかりを求めていて、 技術以上に進むことができたものがない。 自分が人と違っているのはこの点だけなのだ。』 そうしてあの恐ろしい程に確かな筆運びと画面構成、凛とした優雅さと、そしてどこか茶目っ気を合わせ持つ独特な個性がかもし出されているのですね。
by MAJO_ceramica
| 2006-07-10 11:59
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