|
ホームページ MAJO 展示会のお知らせは こちらからどうぞ! こまいぬや MAJOwebショップ 陶芸サークル しゃちほこや 講師をして居ます。 只今メンバー募集中! 100ピープルのページ *本ブログのテキスト、イメージ等の無断転用 ・加工・二次配付はお断りします。 Copyright(c) MAJO 最新のトラックバック
カテゴリ
以前の記事
2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 07月 29日
先日ひさびさに恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館に行った。
見たのは2005年世界報道写真展。 まだ記憶に新しいインド洋津波被害、ロシア小学校占拠事件をはじめとして 世界は戦争・貧困・病気・自然の脅威etc.etc..苦しんでいる人々ばかりなのだと痛烈に思わされる重い写真の連続。人間はこうも残虐になれるのかとも思い、またこうも無力なのだとも思う。こんな事実を目の当たりにするともう言葉が出ない。世界は何故こんなにも救われないのだろうとも思う。なまぬるくない写真と言うものの力も感じる。 自然の脅威として、ものすごい竜巻きの写真があった(まるで大津波のよう。)。 この地帯の民族は木の枝を重ね合わせたものに天蓋の布をかけただけという、非常に簡易な家に住んでいる。砂漠地帯のような黄土色の砂。その黄土色の砂土の上に、風で天蓋の布はとっぱらわれて木の枝の重なった骨組みだけが点々と続く。風の大津波はもう目前にせまっている。なすすべもなくじっと固まっている家族。 この写真をみてなぜが3匹の子豚の話を思い出した。あの話で子豚たちはどんどん頑丈な家に移り住んで行った。子豚たちの脅威は竜巻きではなくオオカミだったけれど、自然の脅威に対する対処法としてそれはまたいわゆる先進国的な対処法でもあるように感じた。 この民族の家は非常に簡素である。竜巻きが去った後は再建もあっというまだろう。電気も水道ももともとない。竜巻きという脅威の前で自然とともに暮らしている民族の柔軟な感性みたいなものを感じた。文明が進む事って何だろう?子豚の藁の家が良いとはもちろん一概には言えないのだけれど、レンガの家に住む事で失ったものもまた大きいんだろうなとも思った。
by MAJO_ceramica
| 2005-07-29 13:25
| 見るもの聞くもの
|
ファン申請 |
||