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2005年 05月 02日
横尾忠則は今年は一切制作をしないそうだ。そんなことできるのかー(経済的にという意味ではなく、精神的な意味で)。そういっときだけ決めて作らないというの、今の私にはできそうにない。
ダリは生涯でこれがラストの作品だ、というのを自分で決めて以来ほんとうに筆を置いた。これはわかる気がするし、私もそういう時が来るような気がしてる。 今は全身全霊をかけてものを作っているけれど(私にはそれしかないから)、それを手放す時も来るような気がしている。やっぱり心の動きやとりまく自然や場や時間やあらゆるこの地にうまれたことの流れのなかでそういう時が来てもおかしくないと思っている。いつでも手放せるように変な執着を持たない自分でいたい。 心(といっていいのか、精神といっていいのかわからないけど)の成長の自然の流れを阻害するものがあるとすれば執着心、だと思う。「誇り」は「執着」と対になっているような気がしてならない。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩をおもいだした。
by MAJO_ceramica
| 2005-05-02 13:41
| 思うに・・
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