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2009年 10月 19日
陶芸ブログ繋がりのお友達ukkyさん作のおさるさんがうちにやってきました!
エトー君シリーズといって毎年の干支の動物を作っておられるukkyさん。 このおさるエトー君は、もともと猿年に作られたものだそう。 初めてみた時にハートをぎゅうっとつかまれました。(干支ってことは5年前?) これ、花器なんです。 ちゃんと内側の底の部分にパーテーションが切ってあって 生けた花が引っ掛かりやすいように作ってあります。 見えない所にもさり気ない心遣いがある、うれしいつくりです。 おさるさんの両手いっぱいにお花を・・と思ったのですが、 今回は目の前にあったコケモモをつい持たせてみたくなりました。 それから、そのukkyさんとともに、 これまたおともだちの陶芸家「工房くらげ」のなおさんの展覧会に行って来ました。 珍しい、紙を使ったドライポイントという技法で作品をつくる版画家・坂本千明 さんとの二人展です。 なおさんは、インスピレーションに来たものを素直につくる方。彼女の立体オブジェや絵付けのモチーフは、ワオキツネザルとかカモノハシだとかかなりピンポイントなのですが、まさにそのポイントにはまった私。 2つのお皿の写真は今回お持ち帰りさせて頂いた、なおさん作の「洗う」と「ねくま」。 新作で出ていた多肉っぽい植物のイメージのオブジェ付き蓋ものも魅力でした。 坂本さんの版画は紙を版として使う紙版画。紙ならではの造作を活かした(ちぎる、だとか、紙を剥がした毛羽を利用した刷りだとか)技法を用いて、日常と現実に繋がるけれどそれだけではない記憶だとか、空気感だとかが表現されている作風のように受け止めました。(作品を言葉でお伝えしようとするとどうしても陳腐なものとなってしまいます。。) このお二人の展覧会の会場となっていたギャラリーは、 某美大教授の自宅の一部をギャラリーに改装したものだそうで、流線形のフォルムの不思議な内装のお宅でした。壁も土っぽくて落ち着く感じです。 あまりにおもしろくて素敵なお宅だったので、いろいろ探検させて頂いたのですが、食堂にはころんとしたまあるい陶製の窯ストーブがあり、韓国の陶芸家の特注ものだそうで、おうちの内装と相まってとってもあたたかい雰囲気でした。炭を練り込んだ土を使って作ってあり、遠赤効果抜群とのこと。おもしろいな〜。ストーブの壁がどのくらいの厚みなのか知りたくって、ukkyさんと私でかわるがわる内面と外面を触らせてもらったら、実際に使われているものだったので、二人ともススで指が真っ黒に!/笑 ちょうど伺った時に教授もいらっしゃって、大事なコレクションの李朝の磁器や魯山人の作品などを解説付きでご紹介下さったのでした。それぞれのコレクションを入手されたときのエピソード(失敗話も含めて)のお話は、変な見栄だとか権威的なところが全くない教授のお人柄が表れているようで、本当に楽しい時を過ごさせて頂きました。 それにしても、中にはめったに手に取る事が出来ないような器などもあったのですが、今回触らせて頂いて、やはり器は手に取る(そしてやはり使う)ものだなー、と思いました。 ひさびさに楽しいものがた〜っくさん見られて、楽しかったです! なんだか今回、この展覧会に来て、 人の手が作るものってほんとうに愛らしいのだというのを あらためて思い出させてもらいました。 愛らしくって自由な表現の世界を気持ち良〜く満喫したのでありました。
by majo_ceramica
| 2009-10-19 18:44
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