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2009年 07月 20日
けっこう最悪のコンディションで観ました「十二夜」。 前々日、前日と二晩続けの徹夜の後、飛行機に乗って伊丹空港〜難波へ。 難波に午前8時頃に到着。 難波の松竹座で上演される「十二夜」は午前11時開演。 空港から難波まではリムジンバスで約30分(近い!)。 しかしあまりに早く劇場に着きすぎても どこも店はまだ開いていないだろうし、 開場時間になるまで外で待つにはあまりにも暑すぎる、 と思ったので、10時頃まで伊丹空港で時間潰しました。 おにぎりとか食べながら。 北ウイングの方がモダンなんだ〜とか、 けっこう伊丹空港に詳しくなりましたよ(笑)。 そしていよいよ松竹座へ。 劇場はあの有名な「かに道楽」のはす向かいにありました。 劇場前には着物姿の女性が沢山おられました。 気分が盛り上がります。 クロークに荷物を預けて、歌舞伎座のよりも間隔の広い客席に座ってやっとひと心地。 シェークスピアの「十二夜」という演目自体は すでに何度か観劇しているのでストーリーは知っているのだけれど、 今回のように歌舞伎仕立てで、というのはもちろん初めて。 いや、はっきりいってこれは歌舞伎のカテゴリに入るのかどうかわかりませんが・・ かなり難しい役柄にも関わらず魅せまくる菊之助さんの演技、 そして個人的には「まあ」という小間使い役の亀二郎さんに非常にハマりました。 亀二郎さんってばどこをとっても全くもって いじましいおばはんにしか見えなかったよ・・スバラシイ・・! そして鏡や太鼓橋、ユリの花などをつかった演出は絵的に美しいし 個人的には満足でした。 しかしいかんせん最悪のコンディション。 まどろっこしいシェイクスピアの言い回し、 そして演出的に退屈な場面もなきにしもあらず(失礼!)で 何度も睡魔が襲って来ます(わーん・・)。 でもぱっと目が冴えるのはやはり菊之助さんの登場する場面。 「十二夜」の物語というのは、 船が難破したことで別れ別れになった双児が主人公として 出てくるのですが、この双児をひとり二役で演じるのが菊之助さん。 主に双児の妹・琵琶姫を軸に話が進みます。 琵琶姫はその素性を隠すため、男装して お偉い大臣さんの小姓を勤める事になるのですが、、、 つまり男性である菊之助さんが、女形として琵琶姫を演じ、 その琵琶姫は劇中で男として演じているのです。 わかりますか? さらに菊之助さんは琵琶姫の双児の兄・主膳之助も演じています。 これを観る側に混乱させずに見せる”魅せる”。 すごい。もうほんとにすごいです、菊之助さん。 男装の琵琶姫は紅顔の美少年。 琵琶姫の兄・主膳之助は凛々しい王子。 かわいかったです、琵琶姫。 かっこよくてドキドキしたです、主膳之助。 早変わりもすごいけど、 3つの役の発声の使い分け(姫/男装の姫/王子)、 立居振舞の演じ分けまでもが、ほんとうに見事。見事。 あの菊之助さんを観られたのなら難波まで来たかいがあったというものです。 それにしても女形というのはなんとも不思議な存在です。 改めてそう思わされました。
by majo_ceramica
| 2009-07-20 00:26
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